滅剣デウスマキナ【解説】

　2023年3月の月初は滅剣のデウスマキナでした。これで火力職のデウスは出揃い、あとは神槍・神剣が出るのかどうかというところ。

　滅剣は他3種と比べると少し特殊な仕様になっていて、理解しているかどうかでクエストの攻略しやすさが変わってくるかもしれません。
　どういう良さがあるのか、しっかり確認したうえで引くのかどうか決めることをお勧めします。

スキル

　専用スキルはいつも通り滅剣共通のやつになっています。省略。

• 覚醒スキルを使用可に
• 覚醒スキルの使用回数を5回にする
• 束縛されし狂葬‐堕天‐
  • 魔剣必殺攻撃スキル効果＋30
  • 条件付きダメージリミット固定300万
• ‐オルタナゾーンを展開
• 属性値に応じた属性マナを10個貯める
• ゾーン展開中/魔剣もしくは滅剣の必殺・覚醒攻撃スキル使用時
  • 攻撃回数＋10
  • クリティカル＋1,000
  • 条件付きダメージリミット固定＋70万
• マナ強化中
  • 必殺・覚醒スキルのモーション速度を上昇
  • 攻撃スキル回数＋20(※)
  • クリティカル＋2,000(※)
  • 条件付きダメージリミット固定＋70万(※)
  • 武器属性の物理全体追撃約60億(※)

(※)強化マナと同じ属性の魔剣もしくは滅剣の必殺・覚醒攻撃スキル使用時

　基本的には他3種の火力デウスと同じような感じになっています。
　魔導剣士で魔銃の火力が上がらない設計になっていますので、時限等で範囲攻撃や鎌役をしつつマジックバリアを割ろうと思っている人は気を付けてください。

　また、クリティカル＋3,000があって有難いけれど、そのうち＋2,000はマナ強化時のみ。この効果に頼り切っている場合はマナ強化の切れ目があると極端に火力が落ちてしまうことになります。使う際は注意しましょう。

• マナ消費12
• 攻撃回数 敵全体に最大1
• ダメージリミット＋2,000％
• スキル中のみこの武器の必殺スキルによる「滅剣と魔剣の必殺・覚醒攻撃スキル使用時、自身に付与される効果」の効果量を2倍にする
• スキル中のみ有利属性の敵に対しスキル威力＋300％
• スキル中のみ強化マナの種類数に応じた覚醒スキル属性の物理全体追撃約50億(最大4回)
• 覚醒スキル属性に応じたマナを強化する(1戦闘に1回)
• ダメージ上限を約3.5億にする
• このスキルの攻撃回数の上限を170回に固定

　高い火力が出せる攻撃スキルになっていますね。

　特徴的なのは赤マーカーを付けた部分。
　早い話が覚醒スキルを使う時だけ、攻撃回数＋90/リミット固定＋280万/クリティカル＋6,000/追撃約170億(～320億)になるということです。
　マナ強化が無い場合は攻撃回数＋50/リミット固定＋140万/クリティカル＋2,000/追撃なし。

　この効果のおかげで魔剣の火力はそこそこのまま覚醒の火力だけ大きく引き上げられています。
　やはりデウスシリーズは覚醒どっかんがコンセプトだということなのでしょうか。

だいたいの火力

　だいたいこのくらいの火力が出せるよ～っていう、ざっくりと計算したものを載せておきます。実際にはもうちょっと火力が出ると思います。

　魔剣は対有利属性時にリミットが伸びる武器が多いですね。すべて対有利属性を想定していて、魔剣・オーディンのスキレは5.5.1.で計算しています。

　覚醒スキルで600億、魔剣で400億くらい出せちゃいます。
　普段リーフと言えばバルドル＋ミドなので、いまいち強いのかどうかピンとこない部分もあったりして。

　セレスと比べるとこんな感じ。覚醒スキル・魔王の火力だけ見てみます。

　こうしてみると、追撃がつかないセレス覚醒ってそれほど強いわけではないんですね。
　どちらかというと土属性の追撃や、トリトンが強かったんだなと思い知らされます。

　トリトンと併用した場合の覚醒火力も載せておきます。
　魔剣の方はトリトン無しと比べて30～40億ほど伸びると思っておけば大きくは外れないと思います。

クリブレに関して

　次の動画はクリブレ(クリティカルブレイク)中に魔剣・覚醒を使ったときのものです。
　画像で抜粋も載せておきます。

　魔剣の方は赤いダメージが混じっているけれど、覚醒の方はすべて青クリが出ています。
　素のクリティカルは1,944です。

　クリブレ中は青クリが出ること自体がまずないことで、青クリが確定するのはもっとあり得ません。
　そんな中で青クリを出しているのは何故か、というと必殺スキルにあるクリティカル＋3,000のおかげですね。クリブレの影響を受けていないようです。

　リーフはクリティカルの要求値が控えめで、5,000強もあればだいたい青クリになります。

　ですので＋3,000がクリブレを受けても残っているために、ある程度の青クリが出ているわけです。
　覚醒に関してはクリティカルの上昇値が＋6,000になっているのでクリブレ中でも青クリが確定しています。※詳しくは覚醒スキル説明参照

　これはセレスにもついている効果なので同様の現象は起きるのだけれど、セレスは覚醒でもクリティカル＋3,000しかないので青クリ確定にはなりません。ここが大きな違いですね。

　セレス覚醒の火力を大幅に上げ、クロノス覚醒と同等の仕様になっているのがデウス覚醒。
　魔剣での攻撃も強くはなっているけれど、やっぱり目玉は覚醒スキルってことなのでしょうか。

装備構成例

　周回ではバルドルやセレスの使い勝手がよく、デウスの出番はなさそうな気がします。
　使えないことはないけれど、周回に使おうと思って引く武器ではないですね。主に活躍するのは高難易度クエストでしょう。

　使うならどう組み合わせるか、例を示しておきたいと思います。
　ルシェで使うならこんな感じ。

　虎との相性は良いわけではありませんが、弱いってこともなく選択肢のひとつではあります。
　イルカなら相性が良いけれども、そうすると今度はトリトンを持ちにくく、トリトンを押しのけてまで採用するかと言われると微妙なところ。トリトンを持っていない場合は選択肢としてけっこうアリ寄りだと思います。

　アストレアでは亜種やバトラなど高難易度でなければバルドルがあまりに使いやすく、バルドルが無くてもセレスで良いです。
　というか、範囲攻撃必須な超強敵が実装されない限りはデウスは必要ないですね。パーティ内の兼ね合い的にも。

　強いは強いのだけれど、使いにくさが目立ちます。
　使うとしたら次のような感じでしょうか。雑魚狩り(ソロ)で使ってみましたがマナ強化の仕様や覚醒のマナ消費の重さがネックで、使うのであればパテ内で複数デウスを持ちたいです。

　アストレアでソロしてみた際の動画も載せておきます。上の画像の2番目に挙げた構成ですね。
　音が出ますので気を付けてください。

あとがき

　ついに出ました滅剣デウス。実装直後にばっちり底引きしてきました。悲しいです。

　セレスティア実装時ほどの感動や驚きはないかなあというのが私の感想。
　めちゃめちゃ強いので使っていると楽しいけれど、使う場所がほとんどなくて悲しい。それこそ絶賛開催中の絶アナグマくらいの難易度じゃないと必要とされません。

　しかし、絶アナグマくらいの難易度に挑めるレベルのリーフは絶滅危惧種ばりにレアですので、挑むことすらままならないということが起きがち。
　というわけでこの難易度のリーフクエストはポンポン出すわけにもいかないという事情がありそうです。所持率が古代のデウスに匹敵するようになれば、もう少し出番は増えるのかも？

　すべて憶測なので真実は運営のみぞ知るところ。

　絶アナグマといえば1hitあたり3億以上の攻撃で殲滅しなければならないそうで。これはオーディン・ヴァルハラ・デウスがほぼ必須です。リミット的に結構ギリギリなんですよね。

　私は永遠にオーディンが手に入らない呪いにかかっているので、もちろん光オーディンは持っていません。実装されてから今日までに1,000回以上はガチャ回してるんですけどね。おかしいなあ。
　リーフガチャ回してる途中で数少ない既所持オーディンである水ばっかり2つもでたときは思わずため息が出ちゃいました(水と闇だけ持ってる)。4種くらい持っていたら、被る確率の方が高いのでまだ納得もできるのですけれど。

　幸い、ヴァルハラのスキレが高いのでコスモでもギリギリ3億には届きますし、もう一本は魔剣の代わりに虎を使えばよいので今回は大丈夫。確定スキソやら何やらをつぎ込んだ甲斐がありました。

　それでも、今後のことを考えると厳しそうだなって思います。
　古代で参加したEXでもオーディンじゃないためにギリギリ銃じゃ火力が足りないことが何度かあり、都度工夫して乗り切っています。工夫やプレイングでごまかせなくなる日いつ来るかと恐ろしい限り。

　というわけで今いちばん欲しい武器はオーディンなのかもしれません。
　この春から夏にかけてオーディン上位が出そうな気がしているので引きにいく気にはなれませんが……

　ジョブをあれこれ手を出していると、重課金しないきゃ武器はなかなか揃わないぞと現実を突きつけられています。
　みなさんはメインジョブひとつに絞ることをお勧めします。兼ジョブするにしても古代とリーフ、アサとガデみたいに武器が共通したり、片方は年に1回ガチャを回せば十分だったりする組み合わせが良いのでしょう。

　さて、今回はここまでで終わりにしておきます。最後までお読みくださりありがとうございます。
　またお会いしましょう(*’▽’)