アルスノヴァ【解説】

武器

 2022年9月の月替わり武器は予想を大きく裏切って強力な覚醒スキルがあるタイプの新たな専用武器でした。

 まだまだ鳴神で戦っていけるようでひと安心しました。

 このアルスノヴァとかいう新武器、日付が切り替わって少しするとワルチャでクロノス上位だ~なんて言われていたのを見かけたけれど、個人的にすぐ〇〇上位というふうにラベリングしてしまうのは勿体ないなと思っています。

 何かしらの既存武器の上位武器としてしか捉えなかった場合、どうしてもその既存の武器と同様の使いかたに囚われがちになってしまって、新たな可能性を見逃しやすくなってしまうきらいがあります。

 ですから、いったん既存武器との比較は置いておいて、性能を確認してその武器の強そうな使いかたを何通りか考えて、できれば実際に使てってみてその上で同じ使用感だから〇〇上位だねと言うようにしたほうがいいのでは。というのが私の考え。

 たとえ類似しているものでもコレはコレ、ソレはソレとそれぞれの特徴をしっかり把握しておきたいものです。

覇剣 アルスノヴァ

 まずは必殺スキル。

覇剣アルスノヴァ必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可に
  • 条件付きダメージリミット固定500万
  • バーストゲージをLv3に
  • スキル効果+10

 必殺スキルによる恩恵は少なめですね。多段が増えるのと、多少のリミプラが付きますがこの効果を目当てにすることはあまりなさそうです。
 活用するとしたらアストレアですが、覚醒スキルの関係で使える場面が限定されてしまいそう。

 次に覚醒スキル。

覇剣アルスノヴァ覚醒スキル説明
  • 使用回数3回
  • スキル中黒クリ3回固定
  • ダメージリミット+4,000%
  • 闇属性の敵に対しダメージリミット+300%
  • スキル中のみスキル威力+300%
  • スキル中のみ黒クリリミット+200億
  • スキル中のみ条件付きダメージリミット固定750万
  • スキル中覚醒攻撃スキルのダメージ上限を499億にする
  • 自身のEPを0にする
  • 【直前に火・土・闇武器の必殺・覚醒スキル使用】スキル中覚醒攻撃スキルのダメージ上限を599億にする
  • 【直前に水・風・光武器の必殺・覚醒スキル使用】この覚醒スキルの使用回数+1(1戦闘に3回まで)

 最大火力が約1,800億とすさまじい火力が出せてしまうみたいですね。

 特殊な追加効果として、直前に使った武器属性に応じて回数+1か火力+300億のどちらか片方の効果を発揮するというものがあります。
 これはスキルの属性ではなく”武器”の属性なので、セレスティアの闇覚醒→アルスノヴァ覚醒と使った場合はセレスティアが光属性なのでスキル回数+1の効果が発揮されます。

霊刀 アルスノヴァ

 まずは必殺スキルから。

霊刀アルスノヴァ必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可に
  • 羅刹の必殺攻撃スキル回数120回固定
  • 羅刹の必殺攻撃スキル連撃+25
  • 羅刹の必殺攻撃スキル威力+100%
  • 条件付きダメージリミット固定400万

 スキル威力が上がるのは地味に嬉しいですね。
 覚醒スキルのリミットが高い反面、威力が不足しがちなセレスティア(やアイズ)と相性が良さそう。

 次に覚醒スキル。

霊刀アルスノヴァ覚醒スキル説明
  • 使用回数3回
  • ダメージリミット+2,000%
  • 闇属性の敵に対しダメージリミット+200%
  • スキル中のみスキル威力+500%
  • スキル中覚醒攻撃スキル連撃150回
  • スキル中のみ条件付きダメージリミット固定650万
  • スキル中のみ覚醒攻撃スキルのダメージを60億ごとに集約(最大20回、最大ダメージ1,200億=60億×20回)
  • 自身のEPを0にする
  • 【直前に火・土・闇武器の必殺・覚醒スキル使用】ダメージを60億に集約する効果の最大攻撃回数+4(最大ダメージが1,440億=60億×24回になる)
  • 【直前に水・風・光武器の必殺・覚醒スキル使用】この覚醒スキルの使用回数+1(1戦闘に5回まで)

 威力・リミット共に高めなので高火力が期待できますが、チャージ15秒というのが気になるところ。
 チャージはリロード短縮の影響を受けないので、羅刹など15秒リロの他のスキルとくるくる回すことができません。アサシン・剣姫は手数も大切なジョブなので、攻撃スキルを3つ以上用意したくなりますね。

 また、これも直前に使った武器属性に応じて回数+1か火力+240億のどちらか片方の効果を発揮します。
 これはスキルの属性ではなく”武器”の属性なので、セレスティアの闇覚醒→アルスノヴァ覚醒と使った場合はセレスティアが光属性なのでスキル回数+1の効果が発揮されます。

古代機 アルスノヴァ

 これも必殺スキルから。

古代機アルスノヴァ必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可に
  • マジックストライク+1
  • 必殺魔法攻撃スキル+5
  • 条件付きダメージリミット固定450万
  • オーバークリティカル時スキル威力+150%
  • 魔攻極アップ

 マジックストライク+1が付いているのは良いですね。魔攻アップとスキル威力アップもあるので火力は出しやすくなるみたいです。

 ただ、火力の上昇量としてはこれ単体だといまひとつ物足りないので、あくまで覚醒スキルのおまけ程度に思っておいた方が良さそうです。
 そもそもこれらの効果はほとんどの古代機にもついていて、あっても無くても変わらないということが多いだろうけれど。

 それでは覚醒スキルを。

古代機アルスノヴァ覚醒スキル説明
  • 使用回数3回
  • ダメージリミット+4,000%(最大約4億)
  • 闇属性の敵に対しダメージリミット+200%
  • スキル中のみスキル威力+300%
  • スキル中のみマジックストライクブースト30%
  • スキル中のみ条件付きダメージリミット固定700万
  • スキル中のみマジックストライク4回固定
  • スキル中のみマジックストライクの固定ダメージリミット200億
  • スキル中のみマジックストライクのダメージ上限200億
  • 自身のEPを0にする
  • 消費ビットに応じて光属性の魔法追撃約50億(最大4回)
  • このスキルの攻撃回数の上限を150回に固定
  • 【直前に火・土・闇武器の必殺・覚醒スキル使用】スキル中のみマジックストライクの固定ダメージリミット300億
  • 【直前に火・土・闇武器の必殺・覚醒スキル使用】スキル中のみマジックストライクのダメージ上限300億
  • 【直前に水・風・光武器の必殺・覚醒スキル使用】この覚醒スキルの使用回数+1(1戦闘に3回まで)

 約4億×150多段にマジックストライク200億×4回の、合計約1,400億が出せるみたいですね。
 直前に使った武器によってはさらに+400億。

 めちゃめちゃにリミットが高いので、光古代で戦う場合は持ってみても良さそうですね。光以外の構成では果てしないリミットに届かせるのが難しそうなので使いにくそう。

 チャージが30秒なのは魔銃と比べるとやや長く感じますが、許容範囲内じゃないかなと思います。
 普段と感覚がズレるので注意する必要はありそうだけれど。

 古代機も覇剣・霊刀と同じように直前に使った武器属性に応じて回数+1か火力+400億のどちらか片方の効果を発揮します。
 これはスキルの属性ではなく”武器”の属性なので、セレスティアの闇覚醒→アルスノヴァ覚醒と使った場合はセレスティアが光属性なのでスキル回数+1の効果が発揮されます。

考察

 アルスノヴァの強い点は覚醒スキルが高火力であること、覚醒スキル自体にダメージリミット固定がついていること、必殺スキルに若干のダメージリミット固定がついていること、覚醒スキルを6~8回(武器種による)使えることの4点かなと思っています。

 ちょっとした全弾並みのダメージを6回(霊刀は8回)出せてしまうので、与ダメージという点では間違いなく強力。

 また、覚醒スキルスキルはコスモ等が切れていても最低限の火力が出せるのも良いですね。
 ざっと計算したところ、例えばセレスエルドラドのデスぺなら約900億+追撃くらいのダメージは出せるみたいです。

 若干のダメージリミット固定はゼウスⅡよりも少し弱いくらいですね。
 正直このリミプラだけでは戦っていくのは難しいけれど、若干の削り残しを処理するときやアストレアでの最初の30秒でなら活躍しないこともないかなと思います。忘れたころに活躍してくれる効果かも。

 それから、元々の使用回数は3回になっていますが、武器を使う順番を工夫することで6回(霊刀は8回)まで覚醒スキルを使うことができます。
 高火力な覚醒スキルで5回以上使えるというのはなかなか強いのではないかと思います。

 他の覚醒スキル主体の武器と比較すると、クロノス・狛犬が3回、猿・薔薇が最大5回、イルカ・トラが最大5回、トリトンが最大10回(実際には3~7回程度)ですので、これらの武器と比較しても最も火力が高いのに6回(8回)も使えるのは長所であると捉えて良いでしょう。

 評価のわかれる部分としては、リロードではなくチャージであることが挙げられます。
 リロード遅延等の影響を受けず、覇剣・古代機はリロード短縮が無くても使用間隔が実用に耐え得る(霊刀は諸説ある)一方で、メビウス等を使って連打することができません。チャージであることに関しては一長一短かなと思います。

 弱い点、つまり欠点は覚醒スキルが光属性で固定なところかなと思います。
 光以外で構成を組む場合はスキル威力が不足しがちになり、高いリミットが活かせない可能性があります。また、コスモ等の多段も乗らないため覇剣・古代機はより火力が出にくいでしょう。

 対闇以外だとそもそも光属性の攻撃が通るのかどうかという問題もあり、属性固定は結構厄介です。
 とくにアストレアでは有利属性以外の攻撃の減衰率が大きく設定されているように思いますので、より使いにくそうな気がします。

 また、覚醒スキル使用後にEPが0になる点も少し気になります。覚醒スキル使用直後にコスモ等をかける動きが出来ず、スキル回しが縛られてしまいます。
 デスぺ以外は次の攻撃で補充できるので大きな問題にはなりにくいけれど、デスぺはEP5稼ぐためには少なくとも2回攻撃するか専用スキルを挟む必要があり、とくにデメリットになりやすそうです。

 アストレアでは死活問題で、EPが消失してしまうとコスモ等どころかダイヤも撃てなくなってしまいます。積極的に採用するのは難しそうですね。
 アストレアで採用するなら、少なくとも連戦系のクエストか1回のリミプラで倒し切れる敵かのどちらかである必要はありそうです。そもそも闇の敵がイベントでしか出ないので、そういった面でも採用しにくさはありますね。

 まとめると以下のような感じでしょうか。

  • 【強そう】高火力の覚醒スキル
  • 【強そう】必殺で若干のダメージリミット固定付与
  • 【強そう】覚醒自体にダメージリミット固定がある
  • 【強そう】回数が多い
  • 【諸説ある】チャージ
  • 【弱そう】覚醒スキルが光属性固定
  • 【弱そう】覚醒を撃つとEPが0になる

 覚醒スキルのスペックは高いのだけれど、使いにくさが目立ちます。

構成例

 主には光属性で戦う際に使うことになるとは思いますが、時限やアストレアで使うことが多そうです。

 短めなルシェのEXでも使えることはありそう。

 装備制限はあるものの、緩めになっています。

装備制限

①時限・周回用
 バルドルやコラボ武器と使いたいですね。
 光以外の属性で戦うならステータスや防具アクセは少々工夫する必要がありそうです。

デスぺ武器構成例①
アサ武器構成例①
古代武器構成例①

②EXに持ち込むなら……
 最大限活かすためには光構成にしたいところ。デスぺ・古代はダンまちコラボがあるとより良いですね。アサシン・剣姫はセレスでもダンまちコラボでも大差ないです。
 3職の中では武器枠的に古代が最も採用しやすいですね。

デスぺ構成例②
アサ構成例②
古代構成例②

 アルスノヴァの解説はこんなところでしょうか。
 最後までお読みくださりありがとうございました。またお会いしましょう(*’▽’)

コメント

  1. 名無しさん より:

    9周年イベント始まりましたね!
    毎回そうですけどやること多いし、ポイントもめちゃくちゃ貯めなきゃいけないし大変大変_( :⁍ 」 )_
    リアルのほうもご多忙でしょうから時間ある時にいつかまた記事の更新待ってます!( ◜ᴗ◝)

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます。スキレ20倍(9周年イベント)最高です!

      記事の更新が期間空いちゃってすみません。。
      今月はわりかし書く時間を取れそうなので、もういくつかは出せそうです!

      こうやってコメントをいただけると、とっても励みになります。役に立つ&面白い記事を更新していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします(*’▽’)

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