チェンソーマンコラボ武器【解説】

イベント

 来ちゃいましたねーコラボイベント。みなさん楽しめていますか?
 今年も春にバルドル系のコラボ武器が登場です。バルドル系の武器はとくに1分から1分半程度の短期戦において大活躍で、時限・アストレア・スタンプ周回と普段使いにとっても便利。

 適当なポロガチャの武器を使っても400億出せるので、始めたばかりの新規さんにもとってもオススメの武器です。
 効果とかはややこしくてわからないでしょうから、装備例を参考にして使ってみてもらえればと思います。

 熟練のハンターさんたちには、自分の使っているものの効果は把握しておいてもらいたいところ。
 大まかな性能は悪魔ほむらやオバロ武器と同じだけれど、今回も火力が上がった以外に仕様が変わっている部分があるのでしっかり押さえておきましょう(*’▽’)

 目次から各項目に飛べるので、目当ての項があれば活用してください。

覇剣 デンジ

 専用スキルは他の覇剣と変わらないものだったので、割愛します。
 まずは必殺スキルから。

覇剣必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可能にする
  • 【バルドルバーストストライク】黒クリ3回(※)
  • 【バルドルバーストストライク】黒クリ上限80億(※)
  • バーストゲージをLv.3にする
  • バースト効果時間を3,600秒に延長
  • バーストが解除されなくなる
  • 武器属性の物理追撃約100億×4(※)
  • 自身のリロードを大幅に短縮(※)
  • 【オーディン効果】自身のHP・物攻・全属性を極アップ(※)
  • 【オーディン効果】自身のHP・EP全回復(※)
  • 【オーディン効果】スキル効果+17(※)
  • 【オーディン効果】条件付きダメージリミット固定850万(※)
  • 【オーディン効果】黒クリリミット+30億(※)
  • 光属性マナを10個貯める
  • 自身に必殺・覚醒スキル使用時光マナ+1する効果を付与
  • 自身に光属性の必殺・覚醒スキル使用時光マナ+1する効果を付与
  • 覇剣・覇双の必殺・覚醒攻撃スキルに黒クリリミット+50億
  • 覇剣・覇双の必殺・覚醒攻撃スキルに条件付きダメージリミット固定+100万
  • 【光マナ15以上】覇剣・覇双の必殺・覚醒攻撃スキルに黒クリリミット+50億
  • 【光マナ15以上】覇剣・覇双の必殺・覚醒攻撃スキルに条件付きダメージリミット固定+50万
  • 【光マナ25以上】覇剣・覇双の必殺・覚醒攻撃スキルに黒クリリミット+50億
  • 【光マナ25以上】覇剣・覇双の必殺・覚醒攻撃スキルに条件付きダメージリミット固定+50万

(※)9回使用すると効果が消える

 いつにもまして長く、見てるだけで眠くなっちゃいますね。
 要点というか、大切な部分を簡潔にまとめると、黒クリ3多段・バースト延長・リロード短縮・追撃400億・オーディン効果を自身に付与してくれる武器という感じです。

 多段効果がほとんどないので、デンジ1本だと思ってるほどすごい火力は出せません。
 そこそこ硬い敵と戦うときには多段できる武器を組み合わせることをお勧めします。

 ※の部分は9回使うと効果が切れてなくなってしまうものです。主となるだいたいの効果が9回で消えてしまって大きくパワーダウンするために、短期戦用の武器と言われているわけです。

覇剣覚醒スキル説明
  • 光属性マナ7消費
  • ダメージリミット+4,000%
  • 闇属性の敵に対しダメージリミット+300%
  • スキル中のみスキル威力+300%
  • スキル中黒クリ解放
  • スキル中黒クリ3回固定
  • スキル中黒クリリミット+200億
  • スキル中ダメージ上限を約400億にする
  • 【光属性マナ強化中】スキル中ダメージ上限を約500億にする
  • 光属性マナを強化(1戦闘に1回のみ)

 最大火力で言うと、500億×3と追撃の400億で1,900億この武器だけで出せることになります。
 実際には多段が足りなかったりマナが足りなかったりするのでこの武器だけではなかなか上限には届かないけれど、それでも1,000億程度なら雑に出すことができます。

 この覚醒スキルはリロードではなくチャージである点には注意してください。
 リロード短縮効果がかからないので、どんなときでも15秒待たないと再度使用することができません。

 注意点として、馬などを合わせて使うと黒クリの多段が減ってしまうため、覚醒スキルのダメージは低くなる場合が多いということが挙げられます。
 必ずしもデメリットになるわけではないけれど、馬などを使うべきか否かはきちんと考えないとせっかくの強みを無駄にしてしまうかもしれません。

霊刀 アキ

 専用スキルは他の霊刀と変わらないものでしたので省略。
 必殺スキルから見ていきます。

霊刀必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可能にする
  • 【剣戟の滅技‐バルドル‐】羅刹の必殺攻撃スキル回数を300回に固定(※)
  • 【剣戟の滅技‐バルドル‐】羅刹の必殺攻撃スキル回数上限を600回にする(※)
  • 武器属性の物理追撃約100億×4(※)
  • 剣姫ゲージをLv.3にする
  • 次に使う剣姫ゲージの効果時間を180秒に延長
  • 自身のリロードを大幅に短縮(※)
  • 【オーディン効果】自身のHP・魔攻・全属性を極アップ(※)
  • 【オーディン効果】自身のHP・EP全回復(※)
  • 【オーディン効果】スキル効果+17(※)
  • 【オーディン効果】条件付きダメージリミット固定650万(※)
  • 【オーディン効果】羅刹必殺攻撃スキル連撃+30回(※)
  • 【オーディン効果】羅刹必殺攻撃スキルの段数リミット+10回(※)
  • 水属性マナを10個貯める
  • 自身に必殺・覚醒スキル使用時水マナ+1する効果を付与
  • 自身に水属性の必殺・覚醒スキル使用時水マナ+1する効果を付与
  • 霊刀・羅刹の必殺・覚醒攻撃スキルに羅刹必殺スキル連撃30回
  • 【水マナ15以上】霊刀・羅刹の必殺・覚醒攻撃スキルに羅刹必殺スキル連撃20回
  • 【水マナ15以上】霊刀・羅刹の必殺・覚醒攻撃スキルに条件付きダメージリミット固定+20万
  • 【水マナ25以上】霊刀・羅刹の必殺・覚醒攻撃スキルに羅刹必殺スキル連撃20回
  • 【水マナ25以上】霊刀・羅刹の必殺・覚醒攻撃スキルに条件付きダメージリミット固定+20万

(※)9回使用すると効果が消える

 バルドルの多段300回・リロード短縮をベースとして、追撃やオーディン効果、状況に応じた火力上昇要素が付いている感じです。

 この武器ひとつで完結しているところがとても使いやすく、他の武器と組み合わせてさらに強くすることができるところも使い勝手が良い。

 ※がついている効果は9回攻撃すると消えてしまう効果です。
 多段数増加や追撃など、主たる効果が消えてしまうので基本は9手以内に終わるとき用になります。

霊刀覚醒スキル説明
  • ダメージリミット+2,000%
  • 火属性の敵に対しダメージリミット+200%
  • スキル中のみスキル威力+500%
  • スキル中のみ連撃150回
  • 【一刀連断】スキル中60億ごとに1撃に集約する(最大18回 1,080億)
  • 【水属性マナ強化中】一刀連断の最大攻撃回数を22回にする(1,320億)
  • 水属性マナを強化する(1戦闘に1回のみ)

 ダメージリミット的には追撃込みで1,500億から1,700億ほど出すことができるようになっています。
 実際には追撃込みで1,000億以上を簡単に出すことのできるスキル、といった感じで使うことが多いでしょう。

 リロードではなくチャージになっているため、覚醒→羅刹→覚醒のように回すことはできません。
 手数で押すアサとしては少々気になる点ですね。覚醒1回羅刹2回で微妙に届かず、覚醒2回羅刹1回で仕留めたい場合なんかは歯がゆい思いをしてしまいそう。覚醒自体の火力が大幅に高くなっているので、そのような状況は少ないかもしれませんが。

古代機 パワー

 専用スキルは他の古代機と変わらないものでした。
 こちらも必殺スキルから確認していきましょう。

古代機必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可能にする
  • 【バルドルブラスト】魔銃MSを3回に固定(※)
  • 【バルドルブラスト】MSの固定ダメージリミットを70億にする(※)
  • 武器属性の魔法追撃約100億×4(※)
    古代機鋼兵以外が使用した場合は武器属性の魔法追撃約50億×4(※)
  • 古代機鋼ゲージをMAXにする
  • 魔法必殺攻撃スキル+15
  • オーバークリティカル時スキル威力+150%
  • リロードを大幅に短縮(※)
  • 【オーディン効果】自身のHP・魔攻・全属性を極アップ(※)
  • 【オーディン効果】自身のHP・EP全回復(※)
  • 【オーディン効果】スキル効果+17(※)
  • 【オーディン効果】条件付きダメージリミット固定750万(※)
  • 【オーディン効果】必殺攻撃スキル効果+10(※)
  • 火属性マナを10個貯める
  • 自身に必殺・覚醒スキル使用時火マナ+1する効果を付与
  • 自身に火属性の必殺・覚醒スキル使用時火マナ+1する効果を付与
  • 古代機・魔銃の必殺・覚醒攻撃スキル効果+10
  • 古代機・魔銃の条件付きダメージリミット固定+100万
  • 【火マナ15以上】古代機・魔銃の必殺・覚醒攻撃スキル効果+10
  • 【火マナ15以上】古代機・魔銃の条件付きダメージリミット固定+50万
  • 【火マナ25以上】古代機・魔銃の必殺・覚醒攻撃スキル効果+10
  • 【火マナ25以上】古代機・魔銃の条件付きダメージリミット固定+50万

(※)9回使用すると効果が消える

 バルドルの効果に追撃がかなり強化されたような感じです。これひとつあれば1,000億くらいは手軽に出せちゃいます。

 ※が付いている効果は9回攻撃すると無くなってしまうので注意が必要です。メインの効果がなくなってしまうので短期戦用と言われがち。

古代機覚醒スキル説明
  • 攻撃回数15
  • ダメージリミット+4,000%
  • ダメージ上限約400億
  • 攻撃回数の上限を150回に固定
  • 風属性の敵に対しダメージリミット+200%
  • スキル中スキル威力+300%
  • スキル中MSブースト+30%
  • スキル中MSを4回に固定
  • スキル中MSの固定ダメージリミットを150億にする
  • スキル中MSのダメージ上限を150億にする
  • 【火マナ強化中】MSの固定ダメージリミットを220億にする
  • 【火マナ強化中】MSのダメージ上限を220億にする
  • 火属性マナを強化する(1戦闘に1回のみ)

 最大で1,600~1,800億ほどの火力が出せるスキルになっています。
 適当に使っても雑に1,200億くらいは出せて便利ですね。

デンジ 考察と使いかた

 主には時限・周回・アストレアなど、1回の戦闘が1分~1分半くらいで終わる場面で使うことになりますね。
 周回用に適した性能をしていますから。

 出せる火力はざっくりこのくらい、というのを示しておきます。

デンジ火力表

 デンジは多段効果がほぼ無く、多段を伸ばせるような武器を併用すると火力が伸びて、リミットに届くようになります。
 多段を伸ばせる武器は例えばアポロン・アラストール・グリモワールなどですね。

 アポロン・馬と併用した場合の火力も示しておきます。
 例によってざっくり計算なので悪しからず。

デンジ火力表②

 コラボ武器共通の強さとして、リミプラ内蔵のためコスモやオーディンを使う必要がなく装備が1枠自由になり、その上攻撃し始めるまでが早いというものがあります。
 デンジも例外ではなく、デンジ必殺を使うだけで火力を出せる状態になるのでデンジ+何か4つという装備構成で十分火力が出せて、尚且つデンジ→バーストに続く3手目から攻撃に移ることができます。

 とりあえずデンジだけあれば、次の画像の一番上のような構成で周回には困らないだろうと思います。
 時限やイベントの上の方のクエストは、例に挙げている構成のうち3番目以降くらいの強さはあった方が周りの迷惑になりにくいです。

 例には挙げていませんが、ミドガルズを使うとバースト要らずで便利な場合もあるので、状況に合わせて使い分けると良いかもしれません。

デンジ装備構成①

 一見すると光属性特化のように見えるデンジだけれど、アストレアでも十二分に活躍しててくれます。

 アインズがアストレアで強かったのと同じですね。
 アインズとの違いとしては、ゾーンが無くバフを得にくいこと、覚醒スキルが通りにくいこと、という2点が挙げられます。

 アインズはゾーンを展開することでパーティ5人で闇マナをどんどん貯めることができ、マナ25個以上のバフを得ることが出来ました。
 デンジはゾーンを展開せず、自分の行動でしか光マナは貯まらないのでマナ25個以上のバフを得るにはパーティ単位で工夫が必要です。

 覚醒スキルに関しては仕様が異なっていて、アインズ覚醒はアストレアの威力補正を受けないために硬くて火力が出にくい敵に対しても他の敵と変わらないくらいの火力が出せていました。
 一方でデンジ覚醒は他の通常のスキルと変わらない仕様になっているので、覚醒だと攻撃が通らずダイヤが欲しくなる場面が少し増えそうです。

 装備構成はアインズを使っていたときとほとんど同じで問題ありません。覚醒スキルはあまり使わないように控え目に意識すると良いでしょう。
 構成例を挙げると以下のような感じ。

 馬を使っても一概に火力が上がるとは限らず、むしろデンジの強みが消えてしまうと考えているので私は馬併用非推奨派です。
 ダイヤの250億上限とトリプルバーストの噛み合いが良すぎて馬を使うのはもったいない気がして、アポロンでも持った方がマシに思えます。

デンジ装備構成②

 過去のバルドル系コラボ武器とは違うデンジの大きな特徴として、9回攻撃してもバーストが切れないというものがあります。

 悪魔ほむらやアインズはすべての効果がひとまとめに9回制限にされていたところがデンジは個別に設定されていて、バースト延長効果は制限外になりました。

 以下の動画はデンジ(アインズ)→バースト→必殺10回の順でスキルを使ってもらったときのものです。
最初のアインズでは10回目のダメージが青くなっていてバーストが切れているけれど、続いてのデンジでは10回目のダメージが黒くなっておりバーストが続いていることが分かると思います。

 これの何が良いかというと、オーディンやジェネシスを持って中期戦もできるようになったのが良い。

 最初は追撃含め超高火力で攻撃でき、デンジのバフが消えても馬+リミプラ武器を使うことで覚醒を絡めてそれなりに火力を出すことが可能です。
 そのため、使えるクエストの幅がぐっと広くなりました。

 反面、先にも触れたゾーンなし問題のために味方にゾーンを展開してくれる人がいないとマナ数によるバフを得にくく、不一致属性(光属性以外)での使用はしにくくなっています。

 2~3分の中期戦を見据えるのであれば装備は以下のような感じがオススメです。
 3分を超えてくるとデンジ以外のセレスやデウスの使用を検討したいところ。

デンジ構成例③

アキ 考察と使いかた

 アキは主に周回、時限やイベントやアストレアで活躍する性能をしています。
 1~2分くらいのクエストでかなり強力ですね。3分までは戦えます。

 とりあえず出せる火力はざっくりこのくらい、というのを示しておきます。

アキ火力表

 コラボ武器なので、オーディン内蔵による武器枠圧縮と攻撃し始めまでが早いという長所はもちろんあります。

 火力を出すための要素がこの武器ひとつで完結しているので、この武器と羅刹2本があればそれだけで構成として十分に成り立ちます。武器枠の圧縮という観点では2枠の圧縮と言え、構成の幅を広げる性能は随一でしょう。
 他の専用武器を組み合わせてさらに火力を上げることもでき、普段使いとしてはこの上ない性能です。

 組み方の例としては次のような感じでしょうか。下にいくほど時限など少しタフめな相手との戦闘に適しています。
 アナザー系のリミプラ武器は初手のEP回収用で基本的に使いません。本を使う場合は羅刹と異なる属性のものを使うのをオススメしているけれど、羅刹と同属性の本を使うのにもまた違った強さがあります。

アキ装備構成①

 アキくんは水属性ではあるものの、バフは全属性共通なため水以外の構成でも問題なく使うことができます。

 もちろんアストレアでも大活躍。
 対火属性のみならず、対土・対風・対水どこで使っても強いです。

 覚醒スキルは水固定なので火属性相手以外には微妙だけれど、水マナをあまり減らしたくないために覚醒スキルはあまり使わずに立ち回ると思うのでさほど問題ではないと思います。
 そもそもが対火属性以外では水マナが貯まりにくく、マナ数によるバフを受けづらいという悩みを抱えている武器。味方が水マナを増やしてくれる環境じゃないと覚醒スキルは連発しづらいですね。

 アストレアで使うなら、従来のシャルティアや悪魔ほむらの枠に代わりに入ってくるものとなります。
 他の武器で言うとセレスやデウス、龍やヴァニタスを外して代わりにアキくんを使います。

 私が使うなら、次のような感じで使うかなあと思います。
 一番下の構成は私の中で諸説あって、パテや敵によってはあまり強くないこともあります。ジェネシスの枠をバアルなどに変えたりしても良いかも。

アキ装備構成②

 悪ほむやシャルとアキくんの違いで結構大きいなと思っているのがゲージ時間の延長。

 従来のバルドル系武器だと延長がなく60秒きりだったのが、アキくんは180秒に伸びています。

 シャルティアも鳴神と併用することで3分程度の中期戦も活躍することができたけれど、ゲージが1分しかないところがネックでした。ゲージの有無でだいぶ火力が変わりますからね。
 その点アキくんはゲージを3分まで延長してくれるので、中期戦でも火力を高く保ってくれます。EXやHARD以外なら、少し長めの戦闘でも構成を変えたアキくんで良いだろうと思います。

 構成的には次のような感じですね。
 オーディンを使った方がより長く戦えます。ヴィーナスだと2分そこそこで息切れしがち。

アキ装備構成③

パワー 考察と使いかた

 主には周回で強い性能で、時限・イベント・アストレアで活躍してくれる武器となっています。
 これひとつあれば高難易度以外で困ることはあんまり無いだろうと思います。

 まずは出せる火力はざっくりこのくらい、というのを示しておきます。

パワー火力表

 パワーもコラボ武器の例に漏れず、オーディン内蔵で武器枠に余裕を生みつつ攻撃し始めるまでが早くて周回では鬼の性能をしています。
 ただ、他2ジョブと違って古代はもともと古代機ひとつで十分に戦えるので、枠の圧縮という意味では1歩劣るかもしれません。

 構成の組み方としては次のような感じでしょうか。
 適当な武器を4つ持つだけでも周回くらいならわりと大丈夫。アレンジの幅は広い気がしています。

パワー装備構成①

 パワーちゃん自体は火属性だけれど、火属性じゃないと使えないということはありません。
 バフは全属性に乗るのでどの属性で使っても強力。

 火属性以外だとマナ数による強化を受けづらいというのはあるけれど、それが無かったとしても強いのがこのパワーちゃん。

 アストレアではアルベドと同様に使っていけます。が、覚醒スキルは属性相性不利がある、ということを差し引いても使いにくくなっています。

 アルベドはアストレア大陸の威力補正を受けなかったため、本来は硬いはずの敵にもそれなりに通ったりもしたけれど、パワーちゃんの覚醒にはそれがないので他の武器と同様に通らなくなります。
 また、ゾーンが無いために火マナを増やすのも単独では難しいので、そういう意味でも覚醒は使いづらい。

 火属性だから対風で重宝するのに、次の風の章が実装されるころにはひょっとすると次のバルドル系コラボ武器が出ているかもしれないのが残念ですね。
 4分の1でめちゃ強くなる代わりに、汎用性を落としているなというのが私の感想です。

 アストレアで運用するなら構成は次のような感じでしょうか。

パワー装備構成②

 悪魔ほむらやアルベドと比べて変わった点として、一部のバフは9回攻撃してもなくならなくなった点が挙げられます。

 アサやデスぺほど火力に寄与するわけではないけれど、わりと嬉しいくらいではあると思っています。

 古代専門でやっていて、色々な古代機を持っているひとであれば中期戦にも使っていけそう。
 パワーちゃんと一緒にもてる古代機が無い場合は大人しくセレスやデウスを使う方が無難でしょう。

パワー装備構成③

総評 過去武器と比較してどうか

 総じて火力が高くなっていることは間違いなく、インフレしたと言って良いでしょう。

 追撃が300億から400億になっているので、純粋に100億の火力上昇です。
 ただし、その他のバフは変わらないため100億以上の差はありません。

 個人的に最も大きな変更点はゾーンが無くなったことだと思っています。
 これは良くもあり悪くもある部分で、一概には言えないところです。

 ゾーンが無いことのメリットは、セレスやデウスを使っている人とパテを組んだときに、とくに何かを気にしなくても良いこと。
 味方のゾーンの邪魔をせず、ゾーンが何であれ性能を発揮できるような設計になっています。むしろゾーンを貰えると嬉しい。

 一方でゾーンが無いことのデメリットは、マナ数によるバフを得にくいこと。
 ゾーンが無いので多くの場合で自らマナを増やす必要があり、それぞれ光・水・火で使用したとしても最大バフを得るころには残り1回しかバフが残っていません。

 オバロであればゾーンの効果によって味方が行動するたびに闇マナが貯まっていたので、マナを25個貯めるのは容易でした。

 つまるところ常にゾーンを他に譲った時のオバロと同じ条件で戦わなければいけない、ということになります。
 もちろん、敵が闇や風や火であればマナは貯まるだろうけれど、それは光の敵と戦うときのオバロも同じこと。

 このデメリットが痛いかどうかは場合によるとしか言えないけれど、デンジは黒クリ上限を伸ばすことで真価を発揮するので少し気まずいかもしれません。
 パワー・アキはマナ数によるバフが無くてもさほど気にならないと思います。

 ソロで使うぶんにはオバロと変わらないので、アストレア・時限では気になることがあるかもねと言った感じです。

 マナ数によるバフが無くても良い・15マナあれば十分と思えるかどうかと、ソロや野良を重視するかパテを重視するかで評価が分かれる部分でしょう。

茶番①

 それから、大きな変更点で言えば一部効果が9回で解除されなくなったこと。

 デンジのバーストが切れないことはすごく助かるし、パワーちゃんも9回で燃え尽きるわけではない。
 ついでにアキくんはゲージが180秒に延長されています。

 全体的に2分からギリギリ3分くらいまでは戦えるような性能になっています。
 シャルティアなんかはマナ数によるバフを活用して中期戦もこなしていたけれど、デスぺ・古代も同じことができるようになった感じですね。

 覚醒スキルの追加の追撃が無くなったことも中期戦との噛み合いが良くて、9回のバフが切れた後でも追撃の400億が無いだけでぜんぜん高い火力を出すことができます。

 オバロ・悪魔ほむらは9回以内に使用すると追撃が200億増えるという仕様があったけれど、チェンソーマンではなくなっているんですよね。
 代わりに素の追撃が100億増え、覚醒の火力(上限)が高くなっているので、カンストさせることができるならやや高い火力を出すことができるようになっています。追撃ダメージに限って言えばダメージが下がっているので、追撃に頼った使いかたはしにくくなっています。

 序盤は覚醒を温存して戦い後半は火力が必要なタイミングで覚醒を使っていく、なんて立ち回りも強い。
 ただし、古代とデスぺは主にアストレアでの通りやすさが下がっているのでこの点は注意してください。アサは相変わらず通りません。

 とはいえ最大の長所は1分程度の短期戦性能なので、中期戦闘もできなくはないくらいのイメージでいると良いでしょう。

茶番②

 周回用という観点では属性が微妙かなあと思う部分があります。

 光属性のデンジはまだ良いとしても、アキ・パワーはそれぞれ水・火なので周回という面では少し使いにくさが否めません。

 第一に、光闇の装備が育っているユーザーが多く、四属性の装備を育てているユーザーが少ない。
 威力不足や装備不足で十分に活かし切れないひとが闇属性の場合よりも多いと思われます。

 第二に、全弾や待機といった武器が採用しづらい。アキ・パワーは全弾を使うならアイドルしかないということになり、パラソルや学園バアルは噛みあいが悪くて微妙に感じるかも。
 水・火・光のアイドル全弾をピンポイントで持っているひとがいったいどれほどいるのか、という話。チケットで闇属性を交換したというひとも少なからずいるのではないでしょうか。
 また、闇属性の大きなメリットである待機武器が使えないことも、人によっては気になりそうです。待機スキルは専用スキル界で最強なので。

 武器属性を無視して他の特異な属性で戦っても問題ないけれど、そうすると覚醒スキルの火力が少し出しにくくなり、マナも貯めにくくなります。
 やっぱり欲を言えば武器属性と揃えた属性で使いたいです。

 というわけで、覚醒を活かしたりマナを貯めたりするために属性を揃えて使いたいけれど武器的には光闇を使いたい、というジレンマを抱えがちな武器かもしれません。
 デンジだけは光なので、大して気にならないと思います。餓狼防具との噛み合いも良いですしね。

茶番③

 総合的な評価としては、条件を揃えたときの爆発力は高くなったけれど、汎用性は少し落ちたかなといった感じです。

 ソロのときや、パテのゾーン・属性が噛み合ったときはオバロや悪ほむよりも断然強いです。
 ただ、パテで属性が噛み合わないときはオバロより若干使いにくい。

 時限では味方に水・火・光のひとがいるかどうかで話が変わるし、アストレアでは基本的にマナを増やせないと思って良いでしょう。
 さらにアストレアで言えば覚醒スキルが使いづらくなっているところも困ります。

 ただ、マナ数によるバフを期待しないことにして、どんな構成でも覚醒の火力を確保できるステータスを作れるのであれば非常に強力と言えますね。

 強さに条件が付くあたりが汎用性が落ちているということで、条件を満たせば従来の武器よりも強いというのが爆発力が増したということですね。
 結局のところ強い武器だということです。

 オバロ・悪ほむを持っていないなら脳死で引いて良い武器です。周回の快適さが段違い。
 オバロ・悪ほむを持っている場合は違いをよく理解したうえで、チェンソーマンが必要になる場面があるかどうかを考えて引くかどうか決めると良いでしょう。

あとがき

 今回のコラボ武器もべらぼうに強いですね~。
 私もどれかひとつくらい欲しいところだけれど、もう1年はシャルティアで頑張ろうかなと思っています。

 時限とかを考えると古代のコラボ武器もひとつは欲しいけれど、火属性なのが引きづらい。
 古代はビットもあるし、まあいいかな。ということにしておきます。

 本文中にも書いたけれど、やや汎用性は落ちたなあと感じますね。
 とくにコラボ武器の優位性がはっきり表れる場所のひとつであるアストレアでやや使いにくいのが個人的にマイナス評価。その他の周回はシャルで十分かなあと思っていますし。

 時限や野良を考えるとゾーンが競合しなくて魅力的なのですけれどね。
 時限なんてどの属性で戦っても変わりませんから、ゾーン競合が起こらず味方に同じ武器を使っているひとがいると火力が上がる良い武器です。

 コラボ武器を引けたひとはおめでとうございます。周りのひとをキャリーしてぶいぶい言わせちゃいましょう。

 次のコラボは例年の傾向から7~8月に来るのかな? と予想していますが、果たしてどうなるのか楽しみです。
 10周年が見えてきているので、それに関連して何かあったりするのかとかも気になります。

 ひとまず、まだしばらくは楽しく遊べそうで嬉しい。
 ブログもぼちぼち続けていきたいですね。読んでくださる方がいるのが嬉しいし、コメントをくれる方がいるのは励みになります。

 それでは今回はここまでで。
 最後までお読みいただきありがとうございます。またお会いしましょう(*’▽’)

コメント

  1. 名無しさん より:

    更新お疲れ様です┏●

    今回のガチャは石がないのと元ネタを知らないのもあってスルーしました… コラボはサポ枠がないのでちょっと寂しい気もしますね( ˙꒳​˙ )

    あまりログレスのことを調べる術がないので、このブログとても重宝しておりますm(*_ _)m
    これからマイペースに更新していただければと思いますヾ(*´∀`*)ノ

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます(*’▽’)

      コラボは強いけれど、確かに作品を知らなかったら石足してまで追う気にはならないかも。無いとクリアできないってことも無いですし~
      サポ武器は世界樹コラボを最後に実装されず、悲しいですよね。また出してほしい( ;∀;)

      このブログが少しでも役に立っているようで嬉しい限りです。これからも頑張ります!

  2. 通りすがりのサウナー より:

    とうとうコラボ来ましたね!僕は詳しくないですが、巷で有名なチェンソーマンコラボ!ログレスらしからぬコラボ相手ですな。巨乳コラボとはなんだったのか….。
    武器に関しては大方の予想通りバルドル系でしたねー。ゾーン戦争回避のためにゾーンなしになってますが、それはそれで使いにくそう….。
    僕はもちろん古代sokobikiしました!虹0で過去最悪の引きでしたが、ログレスのガチャはこういうものと言い聞かせております。使ってみた感想としては、ブログに書いてる通り、火力面は順当な進化ですが、火属性以外が使いにくい感じですよね。覚醒の火力とか15秒のスキル時間とかマナ数とか….。僕は基本1番火力だせる火古代以外では使わないかなというのが感想です!
    もちろん持ってる武器内容にもよりますけどね!個人的にアストレアで活躍しにくいのが勿体無く感じます。
    今後は火有利の短中期クエでパワー様を使いまくろうと思います!それ以外は変わらずダンまち白兎ヴィーナスで。闇覚醒ずるいですよね….。
    せっかくの大型コラボ!隅々まで楽しみたいと思います!

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます(*’▽’)

      パチスロ系IP2連続からのアニメコラボだとすごく豪華な気がしてしまいますね。冷静に振り返ると過去のコラボもこのくらいだったような気もします。

      底引きはドンマイだけれどそれだけの価値はあると思いますし、これから使い倒して石2,000個分の仕事をしてもらっちゃいましょう。使いにくい感は否めませんが、、アストレア以外では超強いしセーフです。

      残るは1週間のコラボイベント、お互いに悔いなく遊びつくしましょう(^^♪

  3. はるw1 より:

    更新お疲れ様です

    お陰様で遂に初コラボ武器ゲット( *˙ω˙*)و グッ!

    デウス+ジェネシスはまだしばらくお預けでしたが、皆こんなの使ってたのか( ˘• ₃ • )ズルイてなってます

    ラピッドエッジ構成もですが、アストレアダイヤ構成の最適火力感が何だか心地よいですな( ˇωˇ )

    このブログのおかげで武器のまだ気づいてなかった良いところが見えて大満足です(((o(*゚▽゚*)o)))

    これからもよろしくお願いします

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます(*’▽’)

      コラボ武器ゲットおめでとうございます!
      ジェネシスを差し置いても引く価値があるくらい、格段に便利で強力ですよね。世界が変わると言っても過言ではない気がします。

      この記事を読んで武器の使いかたの幅が広がったのでしたらとても嬉しく思います。今後も更新頑張ります!

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