神槍セレスティア＆神剣セレスティア 解説！

　とうとう実装されてしまいましたヴァルガデのセレスティア。私は龍のときみたいに夏ごろ実装と予想していたので、みごとに大ハズレです。

　結論から言うと、両方ともはちゃめちゃに強いです。神槍の方はまだシルフや龍を使うこともあるかもなといった感じですが、セレスがあれば基本的に他は使わなくなると思います。

　セレスの効果の解説や、活躍する場面の考察、既存武器との比較をおこなっていきますので参考になればと思います。

神剣 セレスティア

　まずは必殺スキルから見ていきます。

• リロード回復60秒
• 自身の天翼必殺攻撃スキル＋30
• 味方全体にスキル効果＋4
• 味方全体を極回復
• ゴッデスゾーン展開
• 属性値に応じた種類のマナ＋5
• 覚醒スキルを使用可にする(5回)

　必殺スキルは龍とほぼ同じで、回復しながらリロード回復(戻し)ができます。これはもう、状態異常耐性かどちらかが標準搭載な感じになってきましたね。
　次は戻しつつ状態異常耐性が付けられるMB神剣になるのかな……

　また、セレスティアシリーズの共通効果、属性値に応じたマナ＋5もあります。
　属性値を調整することで属性違いの武器を持たなくてもマナを揃えることができ、構成の幅が広がりますね。わざわざお猿の代わりにネ―レウスを持たなくて良くなります。

　ゴッデスゾーン展開中の効果はヴァルキリーの火力を上げる効果ですが、ヴァルが攻撃をすることはほとんどないので割愛します。

　続いて覚醒スキル。

• 【覚醒】100多段の攻撃
• 【覚醒】戦闘不能の見方を復活しHPを回復
• 【覚醒・火属性】魔法追撃約150億
• 【覚醒・水属性】魔法追撃約1億×100
• 【覚醒・風属性】味方全体のリロード短縮・必殺/覚醒スキルのモーション速度上昇(60秒)
• 【覚醒・土属性】敵全体に魔法追撃約50億
• 【覚醒・光属性】味方全体に起死回生付与(180秒)
• 【覚醒・闇属性】このスキルのリロードが3秒になる

　この武器は必殺スキルもそうですが、覚醒スキルが本当に強い。

　覚醒スキルは合計で10回まで使えます。ゼクティスの覚醒が5回だったので単純計算で2倍です。
　スキルの内容は蘇生＋各属性の追加効果といった感じで、覚醒スキルに関しては上位互換となっています。

　各属性の追加効果でとくに強いのは風と光。クエストによっては火・水も活躍するかなあと思います。土・闇も弱くはないけれど、他の属性の効果を優先した方が強いことが多そう。

　風覚醒の追加効果はリロード短縮とモーション加速。この神剣の必殺スキル自体にはリロード短縮がありませんが、覚醒スキルを風にして使うことでリロード短縮を付与できます。しかもモーション加速のおまけつき。
　ざっと使ってみたところ約15％モーションが短くなったそうです。制限時間内にHPを削り切らなければならない場面などでは重宝することでしょう。時限でも活躍しますね。

　光覚醒の追加効果は起死回生の付与。180秒間という制限は付きますが、十分足りるでしょう。

　このようにゼクティスにあってセレスにない要素のうち片方は覚醒で補えることになります。起死回生が不要な場合や、神剣複数持ち込みのためにリロード短縮が不要な場合はかなり多く、基本的にはゼクティスよりもセレスを使うようになると思います。

　一応、他の4属性の覚醒にも触れておくと、火と水はそれぞれマジックバリア・マルチバリアが硬い場合の援護として有用です。バリアが大変なクエストや、あまり装備が育ってないメンバーと戦うときに役に立ちますね。

　土の覚醒であればリーフの援護など雑魚処理系に役に立ちますが、そういったクエストが少ないのでに活躍の場が限られます。
　闇の覚醒はリロードを気にせず蘇生が出来ますが、そもそも蘇生を連打する場面が非常に稀であり、ガーディアンとの連携がちゃんとしていればヴァルが蘇生を連打する必要はないです。それなら風など他の効果を優先したいかなあといったところ。

神槍 セレスティア

　こちらもまずは必殺スキルから。

• 味方全体に専用武器・古代機の消滅耐性を付与
• 騎装の必殺攻撃スキル＋35
• 味方全体のEP＋3(アストレアでも有効)
• 味方全体にガッツ＋2
• ゴッデスゾーンを展開
• 属性値に応じた種類のマナ＋5
• 覚醒スキルを使用可能にする(5回)

　基本は龍と同じでガッツ＋2回と消滅耐性付与がついていますね。龍に比べて強そうなのはアストレアでも有効なEP＋3。ルシェでは今まで獄でできていたものが、アストレアでもセレスなら出来るようになったということですね。

　EP3というのはちょうどヴァルがダイナシールドを使える値であり、専用武器の使用に必要なEPの値も3です。
　コスモ等は使えませんが、専用武器1回分、もしくはダイナシールド使用分を即座に供給できると考えるとなかなか強力です。
　このスキルを使うためにEPが3必要なのでEPブレイク等の対抗策にはなりづらいのが残念。

　属性値に応じたマナ＋5は神剣と同様に武器枠が自由になるのであると嬉しい効果。ガーディアンはメサで属性を揃えやすいので、ヴァルほどの恩恵はないかな。

　その他ゾーン展開中の効果は火力upに関するものなので割愛します。

　では覚醒スキルを見ていきます。

• 【覚醒】100多段の攻撃
• 【覚醒】戦闘不能の味方を復活
• 【覚醒】復活した味方に体靭ガード5,000を3回分付与
• 【覚醒・火属性】物理追撃約150億
• 【覚醒・水属性】物理追撃約1億×100
• 【覚醒・風属性】自身にリロード短縮・命中up・クリティカルup・回避up付与
• 【覚醒・土属性】敵全体に物理追撃約50億
• 【覚醒・光属性】自身に起死回生(180秒)付与
• 【覚醒・闇属性】このスキルのリロードが3秒になる

　神槍セレスの覚醒では蘇生した際に体靭ガードが付与されるようになっており、蘇生直後の5,000(対有利属性なら10,000)までの被ダメージを3回防いでくれます。
　とくにアストレア大陸において安定しやすい効果ですね。

　書き方的に恐らくは蘇生した味方にのみ発揮される効果(戦闘不能になっていない味方にはガードは付与されない)だろうと思うのですが、未検証です。

　属性ごとの効果については、ガーディアンとしてはおまけくらいかなといった印象です。
　闇ならリロードを気にしなくて良くて使いやすそうで、水ならマルチバリアの援護に良さそう。あとは光覚醒の起死回生を活かす場面があるかどうか。

　火や土も弱くはないですが、ガデが攻撃に参加する必要があるのかと問われると、微妙なところです。私なら蘇生用に回数を残したくなっちゃう。
　風覚醒はガイアのような特定のクエストでは活躍しそうです。

既存武器との比較

　セレスティアは女神枠の武器なので、ヴァルはゼク・龍・セレスの中から、ガデはシルフ・龍・セレスの中からひとつ選んで使うことになります。

　ヴァルの場合、神剣3種のうちセレスは龍のほぼ上位互換と考えて良いと思います。2回戻せるけど蘇生が持てないというデメリットを克服しています。

　では、ゼクと比べてどうかと言われると上位互換と言い切ることはできず、場合によってはゼクの方が良い場面も無きにしも非ず。

　ゼクとセレスに共通なのは覚醒で蘇生が出来るという点。
　ゼクと比べたセレスの長所は2回戻しができて、覚醒(蘇生)の回数が多く、覚醒による追加効果が強力という点です。
　セレスと比べたゼクの長所は実質永続の起死回生を付与でき、リロード短縮も同時に付与できるという点です。

　詳しく説明すると、セレスでリロード短縮を付与するためには覚醒を風にする必要がある一方で、起死回生を付与するためには覚醒を光にする必要があります。
　そのため、リロード短縮と起死回生を両立したい場合にはお猿・メビ・ネレといった他の神剣との併用が必須になります。

　その点ではゼクは単体で起死回生とリロード短縮が完結しているので、リロード短縮と起死回生どちらも必要だけれど神剣を1本しか持つ枠がないといった場合でも大丈夫。
　まあ、こんな状況はそうそうないですが。

　ガデの場合はヴァルよりも少し話が複雑で、シルフ・龍・セレスすべてにメリットがあります。

　シルフの長所は覚醒スキルで「被ダメージを0にする」効果を得られること。これは昔の高難易度クエストではよく必要になった効果で、いまでもちょいちょい活躍しています。
　メサの多段数を10回増やせる上に、hpを雑に＋10万できるのも良いところです。

　龍の長所は覚醒スキルで10秒後に復活の効果を得られることと、古代機を2回守れること。ガッツ2回も地味に嬉しい。

　セレスの長所は覚醒スキルによる蘇生がアストレアでも強く、追加効果によって使い勝手が良いこと。龍と同様に古代機を2回守れてガッツが2回ついてくるのも良いですね。また、EP回復が付いているのも地味に便利かもしれません。

　神槍を単体で見るとやはりシルフが最もバランスの良い性能をしていて、消滅1回のクエストで神槍を1本だけ持つならシルフを使うこともあるだろうなと思います。
　お猿と組み合わせて2本以上持つのであればセレスが強いですね。古代機を3回守れて覚醒で蘇生ができ、おまけの追加効果が色々とあるのが素晴らしい。覚醒の回数が多いのも魅力的。

　単体ならシルフ、お猿とセットならセレス。残念ながら龍はほぼ出番がないでしょう。
　ただ、お猿とセットで使う場合にセレスよりも龍が有用な場合があると考えています。

　ガデは役割的に確定死の攻撃を自分が受けて味方が倒れないようにすることが多々あります。その際に龍の光覚醒の10秒後に復活の効果があると、ヴァルが忙しくて蘇生が難しくても勝手に起きられるので安定させることができます。

　セレスの光覚醒だと起死回生の効果になるのでいちど全滅しないと復活できず、それだと少々都合が悪いこともあって一概に龍の上位互換と言うのは躊躇われるのですよね。
　もちろん復活よりも起死回生が役に立つこともあり得るのでそこはケースバイケース。

　こういうこともあってシルフ・龍・セレスのすべてにメリットがある、と書きました。
　まあ、高難易度クエストでは9割5分以上セレスを使うことになるだろうとは思うけれど。

　これからヴァルキリー/ガーディアンを始めてみたい！という方にもセレスティアはとてもおすすめです。

　どちらもお猿とセットで持つことで性能を100％引き出すことができる武器ですが、単体でも十分活躍するでしょう。

　高難易度クエストに挑むのならお猿でなくても良いので、ヴァルならメビウスやネ―レウス、ガデなら旗くらいは欲しいところかな。あとは火力次第で勝てるものもあると思います。
　これらはアストレアのペンギンをコツコツ倒していればほぼ同じ性能のもの(セルキー・アスカロン)が手に入るので、ガチャから出なくても大丈夫です。

　……と、ひとまず神剣/神槍セレスティアの考察はこんなところでしょうか。今回もお読みくださりありがとうございました(*’▽’)