ハガレンコラボ武器【大解剖】

武器

 全ログレスユーザーが待ち望んだコラボ武器!! コラボタイトルも、一説によるとチェンソーマンよりも僅かにビッグタイトルらしいです(ほとんど同格だけれど、作品が古く歴史がある点と認知度の面で軍配を上げたらしい)。

 そんな待望のコラボイベントだけれど、少しばかり期待していたのと違っています。
 確かに強いんだけれど――と、「けれど」が付きがちな内容に。

 私個人としては悪い調整だとは思わないけれど、売り上げが心配です。
 あまりに売れず過去のアヴァロン→ゼウスのようなアッパー調整が入るかもしれない、と思ってしまうくらい。

 一体何が予想や期待と違ったのか、どのような影響が出るのか、そのあたりを含めて詳しく考察していきますので興味がある部分だけでも読んでいってください(*’▽’)

古代機 ロイ・マスタング

 専用スキルは他の古代機と同様のものだったので割愛。

 必殺スキルから見ていきます。

古代必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可に
  • マジックストライク+1
  • 魔銃必殺魔法攻撃スキルの攻撃回数が50回未満の場合に攻撃回数を50回にする
  • ゲージを100増加
  • オーバークリティカル時スキル威力+150%
  • 魔攻極アップ
  • オルタナゾーンを展開
  • 火属性マナを10貯める
  • 覚醒スキルの使用回数を5回にする
  • 【オーディン効果を付与/9回分】
    • 最大HP・魔攻・全属性を極アップ
    • HP・EP全回復
    • 武器スキル回数+17
    • 条件付きダメージリミット固定750万
    • 全属性武器の必殺攻撃スキル効果+10
  • 【ゾーン展開中】
    • 必殺・覚醒スキル効果+30回
    • マジックストライクブースト10%
    • 条件付きダメージリミット固定+150万
  • 【マナ強化中、対応属性の攻撃時】
    • 必殺・覚醒スキルのモーション速度を上昇
    • 必殺・覚醒スキル効果+20回
    • マジックストライクブースト10%
    • 条件付きダメージリミット固定+150万
    • 武器属性の魔法追撃約150億

 基本的にはほぼデウスマキナと同じ効果になっていますね。デウスと異なる点は青字で示しています。

デウスマキナについてはコチラ

 大きく変わる点は3つで、①オーディン効果が付いていること②必ず火マナ+10されること③覚醒スキルが火属性固定なこと。
 ①は誰もが待ち望むスーパー便利効果なのですが、②と③はめちゃめちゃ使いづらい武器にしてしまう効果です。

古代覚醒スキル説明
  • 消費マナ12(火)
  • 攻撃回数 30
  • ダメージリミット +4,000%(ダメージ上限約6億)
  • スキル中マジックストライク4回固定
  • スキル中マジックストライクの固定ダメージリミット・上限を150億にする
  • スキル中風属性の敵に対してスキル威力+300%
  • スキル中風属性の敵に対し攻撃回数+10
  • スキル中覚火属性の魔法追撃約100億×0~4(強化マナの種類数による)
  • 火属性のマナを強化(1戦闘に1度だけ、30秒間)
  • 【火属性マナが強化されていないとき】
    • 火属性マナを3つ貯める
  • 【火属性マナが強化されているとき】
    • スキル中覚醒攻撃スキルのダメージ上限を約6.5億にする
    • スキル威力+100%

 覚醒スキルは超高火力であり、デウスマキナよりも若干火力が高くなっています。だいたい50億~70億くらい火力が上がりそう。

 属性は火属性で固定なので注意してください。

覇剣 エドワード・エルリック

 専用スキルは他の覇剣と同様のものだったので割愛。

デスぺ必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可に
  • 【デウスバーストストライク】
    • 黒クリリミット+80億
    • 必殺攻撃スキル効果+10
  • バーストゲージをMAXに
  • 次にいようするバーストゲージを3,600秒に延長、解除されなくなる
  • 武器スキル効果+6
  • オルタナゾーンを展開
  • 光属性マナを10貯める
  • 覚醒スキルの使用回数を5回にする
  • 【オーディン効果を付与/9回分】
    • HP・物攻・全属性を極アップ
    • HP・EP全回復
    • 武器スキル効果+17
    • 条件付きダメージリミット固定850万
    • 全属性覇双の黒クリリミット+30億
  • 【ゾーン展開中】
    • 黒クリリミット+50億
    • 必殺・覚醒スキル効果+15
    • 条件付きダメージリミット固定+150万
  • 【マナ強化中、対応属性の攻撃時】
    • 必殺・覚醒スキルのモーション速度を上昇
    • 黒クリリミット+100億
    • 必殺・覚醒スキル効果+10
    • 条件付きダメージリミット固定+100万
    • 武器属性の物理追撃約150億

 これもベースはデウスマキナということで、効果はほとんどデウスと同一です。異なる部分は青字にしてあります。

デウスマキナについてはコチラ

 デウスと違うのは、①オーディン効果が付いていること②必ず光マナ+10されること③覚醒スキルが光属性固定なこと。①はとても嬉しいのだけれど、②③が非常に困ります。

デスぺ覚醒スキル説明
  • 消費マナ 12(光)
  • ダメージリミット +4,000%(上限600億)
  • スキル中黒クリ3回固定
  • スキル中闇属性の敵に対して黒クリリミット+50億
  • スキル中闇属性の敵に対して攻撃回数+10
  • スキル中光属性の物理追撃約100億×0~4(強化マナの種類数による)
  • 光属性マナを強化(1戦闘に1度だけ、30秒間)
  • 【光属性マナが強化されていないとき】
    • 光属性マナを3つ貯める
  • 【光属性マナが強化されているとき】
    • スキル中覚醒攻撃スキルのダメージ上限を650億にする
    • スキル中黒クリリミット+100億

 高火力だった覚醒スキルはさらに火力が伸びました(+150億)。

 ただし、属性が光固定なので他の5属性で戦うときはさほど火力が出ません。

霊刀 キング・ブラッドレイ

 専用スキルは他の霊刀と同じなので割愛します。

アサ必殺スキル説明
  • 覚醒スキルを使用可に
  • ゲージをレベル3にする
  • 次に使用するゲージの効果時間を180秒に延長
  • 剣乱舞踏-堕天-
    • 羅刹の必殺攻撃スキル回数を120回に固定
    • ゲージ発動時必殺攻撃スキル威力+100%
  • オルタナゾーンを展開
  • 闇属性マナを10貯める
  • 覚醒スキルの使用回数を5回にする
  • 【オーディン効果を付与/9回分】
    • HP・魔攻・全属性を極アップ
    • HP・EP全回復
    • 武器スキル効果+17
    • 条件付きダメージリミット固定650万
    • 全属性羅刹の必殺攻撃スキル連撃30回
    • 全属性羅刹の必殺攻撃スキル段数リミット+10
  • 【ゾーン展開中】
    • 必殺・覚醒スキル連撃100回
    • 段数リミット+30
    • 条件付きダメージリミット固定+50万
  • 【マナ強化中、対応属性の攻撃時】
    • 必殺・覚醒スキルのモーション速度を上昇
    • 必殺・覚醒スキル連撃50回
    • 段数リミット+30
    • 条件付きダメージリミット固定+50万
    • 武器属性の物理追撃約75億

 デウスマキナとほとんど同じ内容ですが、①オーディン効果が付いていること②必ず闇マナ+10されること③覚醒スキルが闇属性固定なことの3点が異なっています。

デウスマキナについてはコチラ

 ①が非常に嬉しく、1手短縮できるだけでも1,000億ほど火力が高くなります。
 ②は嬉しくないですが、闇属性で戦うことは多く他の属性で戦う時も致命的ではないのでセーフ。
 ③もアサは基本的に覚醒スキルを使わないのでセーフかなと思います。

アサ覚醒スキル説明
  • 消費マナ 12(闇)
  • ダメージリミット +1,500%(ダメージ上限約1.6億)
  • スキル中段数リミット+50
  • スキル中光属性の敵に対して連撃150回
  • スキル中光属性の敵に対してスキル威力+500%
  • スキル中闇属性の物理追撃約100億×0~4(強化マナの種類数による)
  • 闇属性のマナを強化(1戦闘に1度だけ、30秒間)
  • 【闇属性マナが強化されていないとき】
    • 闇属性マナを3貯める
  • 【闇属性マナが強化されているとき】
    • スキル中覚醒攻撃スキルのダメージ上限を約1.8億にする
    • スキル中連撃100回

 多段数が増えて火力もやや上昇の余地ありになりました。
 しかし、元々覚醒スキルを安定してカンストさせるのはそれなりに大変で、専業でやってる人でないと厳しかったりします。多段上昇分は万人に嬉しいですね。

 ただ、覚醒スキルは基本的には使わないのでそこまで大きな差はないかなあと思います。選択肢がひとつ減った程度。

コラボ限定効果について

 共通して①継続回復②ダメージ軽減③ガッツが付いています。

コラボ限定効果説明

 継続回復は10秒ごとに5,500~7,000なので誤差といえば誤差。
 ダメージ軽減も、ブーストによる軽減が30%を超えると実質効果なしです。
 ガッツ効果はあって嬉しい効果ではありますね。無くても問題はないかもしれません。

 総じて、新規向けの限定効果になっているのかなあと思います。
 始めたばかりであれば、5,500って最大HPの30%くらいだったりしますし、アナコスとメダルで回復しつつ――なんて動きはとれないでしょうから、結構助かりそうです。

 ブーストが低いうちからダメージ軽減があるのもイベントを進める上では助かるし、ガッツ効果があることで多少なら強引に突破して進めることもできます。

 既存ユーザーにとってはかつての消滅無効と比べて見劣りしたり、高難易度で大して役に立たずがっかりするだろうけれど、新規に向けたものと考えて暖かく受け入れて欲しいなと思います。

覚醒スキルについて

 物議を醸している(と思われる)覚醒スキルについて、詳しく見ていこうと思います。

 全体として、火力が少し高くなった代わりに属性が固定されています。属性が固定されたおかげで、どんな構成でも特定のマナを強化できるようになっていますね。

 火力の上昇幅としては数%程度。1.1倍には届かないなーという感じです。
 霊刀の連撃増加は火力抜きにして嬉しいポイントではあります。

 覚醒スキルにおける最大の問題は、属性が固定されてしまっていること。
 覇剣や古代機を闇構成などで使おうとしてもマナが足りずせいぜい使えて1回です。
 仮に使えたとしても、防具アクセのスキル威力アップは乗らないし闇属性のリミプラ武器ではリミットが上昇しないしで、可愛らしいダメージしか出せません。使うならせめてコラボ武器必殺のリミプラ効果が残っているうちに、ですね。

 つまるところ、実質的に覇剣は光構成専用、古代機は火構成専用となってしまうわけです。
 ベースとなったデウスと比べてずいぶん汎用性が落ちてしまいました。

覚醒スキルとリミプラ武器の掛け合わせ

 とくにEXなどの高難易度コンテンツに挑む場合は致命的。強化マナの仕様上火力3人の属性はできる限り揃えたいので、覇剣と古代機の属性が割れてしまう時点で片方はデウスを使う必要があります。
 さらに言えば、高難易度では有利属性でしか戦えない場合も少なくないので、覇剣・古代機の片方しか使えないどころか両方使えない場合も十二分にあり得ます(敵が光で闇構成で戦わないといけない場合など)。

 また、アストレアでも致命的で、覚醒スキルなしで戦わないといけないため、攻撃頻度の低下から総火力の減少が予想されます。仮にマナを確保できたとしても、有利属性以外は極端に減衰してしまうのでダメージソースとしては期待できません。
 デイリーあたりならさほど影響はないだろうけれど、亜種やEXになってくると少しばかり苦しいかなと思います。

 というわけで覇剣と古代機に関しては覚醒スキルの属性が固定されてしまっていることがかなり厳しくて、周回以外の高難易度クエストで使用することを考えて引いた場合は後悔してしまうかもしれません。
 時限やデイリー目当てなら属性は問わないし、覚醒スキルなしでも大した問題ではないのであまり気にならないでしょう。

状況別有用度

 さて、ここまであまり言及がない霊刀にも触れていきましょう。

 アサはそもそも役割のひとつに「マナを生産する」といものがあり、できる限り覚醒は使わずに羅刹を使いたいジョブ。
 さらに言えば、モーションの長い覚醒スキルを使うというだけで間接的な火力低下になるので、この理由からも覚醒スキルの使用は推奨できません。

 ということで、霊刀に限っては覚醒スキルの属性が固定されていることはそこまで大きなデメリットになりません。
 唯一、闇以外で戦っている際に緊急でマナ強化を入れたいとき、温存していた覚醒スキルを振ってマナを強化するという動きだけできなくなります。状況としては非常に稀ですし、多少高度なプレイヤースキルを求められる動きである(=誰にでも簡単にできる使いかたではない)という点からもあまり大きなデメリットではないと感じます。

 霊刀に関しては覚醒スキルの属性が固定されているデメリットよりも必殺にリミプラが付いているメリットが勝るのではないかな、と個人的には思っています。リミプラが付くメリットは次項にて触れています。

闇固定覚醒<リミプラ内蔵

デウスマキナと比較して

 ベースとなっているデウスマキナと比較すると、大きな違いは①覚醒スキルが属性固定②リミプラ付きの2点かなと思います。
 最初のマナ10個の属性が固定である点も若干影響があるでしょうか。

 ①に関しては先述の「覚醒スキルについて」の項を参照してもらうとして、②のリミプラ付きであるという点に触れていきたいと思います。

 リミプラ付きであるというのは、ハガレンコラボ武器の必殺スキルを使っただけでオーディンも一緒に使ったのと同じになる、というものです。
 要するに最初の9発はオーディンやジェネシスを使わなくても火力を出せるということ。

 これの最大の利点はパーティ戦闘なら消滅の波動を無視できるという点。
 パーティで戦う際は基本的にガデの神槍で専用武器を消滅から守りながら戦うのだけれど、このリミプラ効果は専用武器の効果に含まれるために神槍で守ることができます。なので、消滅を受けてもオーディンやジェネシスをかけ直す必要が無く、そのまま連続して攻撃が可能です。

 時限などの周回で頭を空っぽにして戦えるし早いというのはもちろん、高難易度クエストでもスタートからどんどん攻撃できたり、リミプラ武器のスキルレベル関係なく連続で攻撃できたりと非常に便利。

 1手ないし2手短縮できるというのは特に手数が重要なアサにとっては大きくて、これだけでもコラボ武器を使う価値があります。ゲージ再使用のために2回目の必殺を使う時も、リミプラをかけるのと似た感覚で行えるのがとても良い。
 また、現在は正宗によってリミプラ武器の回転率が上がり、消滅を受けてもすぐに戻るようになっていたりしますが、消滅を跨いで攻撃できるというのは全く別の話。滅前後で2回リミプラ武器を使用するところを1回専用武器を使うだけで済ますという動きもできて、火力効率(とEP効率)が変わってきます。

消滅関連

 次いでアストレアでのEP節約になるという点もかなり大きいメリット。
 とくにデイリーの素材集めや亜種なんかで最初の30秒に動きたいときなどに、ディスペル前後でリミプラ武器を2回振るにはEPがギリギリだったり足りないという問題を解決してくれます。

 更に1手分の短縮になっているので、90秒の制約があるアストレアでは非常に強力。
 普段の周回や高難易度クエストでの利便性とは比にならないほど、圧倒的にコラボ武器はアストレアで優位です。

 ただし、覚醒スキルが役に立たないことがほとんどのため、今回のハガレンコラボ武器はアストレアの高難易度クエストでは少々微妙かもしれません。
 恐らくは今後もダンまちコラボ武器が攻略の中心となると思います。

EPと手数

 最後に必殺スキルで出せるマナの種類が固定である点に触れておきます。

 これが影響するのは2パターンかなと思っていて、①霊刀を闇構成以外で使うとき②アストレアで戦うときです。

 ①に関して、例えば光構成で戦う場合には、初手でデスぺ・古代が光マナを合わせて20出してくれるけれど、アサは光マナを出せないので光マナの強化に5個足りない状態のスタートとなります。
 足りない部分をジェネシスで光らせたり、先行して羅刹を振っておいたり、サポ2人が光マナを出したりするなどして補う必要が出てきます。
 火力的に最初の1~2発はマナ強化が無くても足りるなら大丈夫だけれど、それだと少し足りない場合は先に挙げたような工夫が必要となってきます。

 こうした部分はやや使いにくさが否めませんね。
 もっとも、多くの場合は影響がないとは思います。

 ②に関してはメリットです。
 セレスorダンまちコラボ使用者と同じパーティの場合、ステや構成によらず固定のマナを出せるとマナ種の確保が容易になり非常に助かります。これはチェンソーマンコラボ武器でも同様のことが言えますね。
 覚醒スキルを必要としない場合、例えば各章の雑魚・ボス程度であれば覚醒スキルが使えないデメリットをセレスとの噛み合いの良さというメリットでいくらか埋めてくれるという感じ。

 亜種やアストレアのEXではセレスやデウスが欲しい場面が出てくるかなと思うけれど、普段使いならそう悪いことばかりでもなさそうです。
 地味に時限でひと役買うこともある、かもしれません。

過去のコラボ武器と比較して

 過去のコラボ武器を振り返って、今回だけ特段弱いのか、実は例年並みなのか、少し考えてみようと思います。

 過去の女神系武器のコラボはユニゾンリーグ、リゼロ、まどマギ(1回目)、転スラ、ダンまちの5回。たぶん。

 転スラまではどれも覚醒スキルが属性固定でした。もっとも、まどマギ以外では元となった武器がそもそも属性固定の覚醒スキルだったので、まどマギのみ変更されたということになります。

 ダンまちの属性可変が例外で、コラボ武器は基本的に属性固定の覚醒スキルだよという見方ができないこともないかもしれません。
 まどマギ・ダンまち以外は元となった武器がそもそも属性固定の覚醒スキルだったので微妙なところだけれど。

 強さ的には、転スラ以前の武器を使うくらいなら断然ハガレンですね。ダンまちだけちょっと迷います。
 ダンまちはパーティで属性が割れても問題なく、覚醒に多様な追加効果があり、最大バフの維持が容易と非常に扱いやすいクセの無い武器なのがすごい。マナ種を揃える必要があるという部分も、覇剣・霊刀・古代機がそれぞれ火・風・闇であることでかなりカバーしてくれています。

 個人的には、ダンまちとハガレン両方持っている場合は基本ダンまちを使って、火力やパーティメンバーの兼ね合い次第でハガレンに変えて使うかなあと思います。高難易度でも周回でも、時限でもアストレアでもどこでも同様です。
 持っているのがセレスとハガレンだった場合だと、高難易度以外はハガレンを使うかもしれません。高難易度は基本セレスを使って、デウスを使いたい、かつ属性が大丈夫なときだけ高難易度もハガレンを使う気がします。

活躍期待度

※私の個人的な使いたい順であり、活躍度を保証するものではありません。
 また、同一シリーズでも武器種によって変動することもあります。

 ハガレンは高難易度適正が著しく落ちているだけで、普段使いなら使える武器ではあるのですよね。
 ダンまちがあらゆるところで使え過ぎました。転スラとかもクイックとかついてて超便利だったけど。

アストレアでの期待度

 ここまででアストレアの話もちらほら出したけれど、基本的には有用な武器です。
 イベント等のアストレアEXや亜種では使えないこともあるけれど、それ以外なら十分使うことができると思います。古代だけは猫と猿(薔薇)が無いと厳しいこともあるかも。

アストレア活躍期待度

 ハガレンしか持っていなくて、ダンまちやセレスを使いたい人と一緒に遊ぶときにデウスよりもマシになっているところが嬉しいですね。
 アストレアではコラボ武器かどうかで雲泥の差がありますので。

 始めたばかりのひとなんかは、そもそも覚醒で火力を出すことが土台無理な話なので、あまり気にならないでしょう。ダイヤが最強です。

 アストレアにおいては基本は困らなそうに思います。
 難しいクエストに挑む場合のみ他の武器も持っていないといけない状況がありそうだけれど、そもそもアストレアはエンドコンテンツ寄りなこともあってその中でも強めの敵に挑むなら仕方ないかなと思います。

余談―全員ハガレンコラボで戦う方法―

 いちおう、理論上は火力3人ともがハガレンコラボ武器を使って戦うこともできます。
 パテ5人全員の構成難易度がかなり上がるうえに、相当なプレイヤースキルを要求されるのでおススメはしません。やるとしても最悪マナ強化は無くてもいいorズッ友5人で遊ぶのどちらかの場合だけにしておくことを推奨します。

 やり方は単純で、マナ強化の半分ほどをジェネシスに依存し、サポ含め5人で維持すればよいです。
 ガデ・ヴァルを含めた5人全員がジェネシスとロキを持ちます。ロキの英雄スキル、ヴァルガデのジェネシスの伝説スキルのレベルも重要になってきます。

 初動ではデスぺ・古代それぞれが自身のジェネシスでマナ強化をして攻撃をし、ジェネシスのマナ強化の切れ際に初回の覚醒でマナ強化を入れて延長します。
 その後はマナを最大限に増やすようにスキルを回し、なおかつジェネシスによるマナ強化も最大限活用して、マナ強化の切れ目にちょうど撃てるようにします。

 アサは村正のおかげでジェネシスの回転率とマナの回転率がいいので、ひとりでもほとんどの間マナ強化を維持できるハズ。ロキの英雄スキル・ジェネシスの伝説スキルレベル、スキル回しと、あといくつのマナで再び強化できるのかの正確なカウントが重要です。

 ガデ・ヴァルは火を持つ人・光を持つ人で別れ、各々の担当する属性のマナの残り時間と、強化までのマナ数をカウントします。マナ強化を維持している時間を最大化できるようロキを回したり、切れ目かつ火力がジェネシスを撃てないけど攻撃はしたい時に自分のジェネシスでマナ強化を繋いだりします。
 もちろん、本来の敵の攻撃への対応などの仕事は必須です。

 と、机上論ではこうすることで闇と火のマナはかなり維持できますし、光も攻撃の瞬間にマナ強化がないということはかなり少なく抑えられます。
 ただし、これらのことを完璧に実行でき、尚且つロキやジェネシスの英伝スキルが高いユーザーは全ワールドを探しても存在するかどうかわかりません。

 やっぱり現実的ではありませんね。
 そもそもマナのためだけにヴァルとガデが2枠ずつ割くというのもかなり無理がありますし。聖剣ジェネシスなんて何人が持っているのだろう?

 デウスはパーティ全体で属性を揃えて戦うべき武器という宿命からは逃れられないようです。
 ジェネシス以外にマナを強化できる武器(神槍・神剣デウスの覚醒は何度でもマナ強化できるとか)が出たらまた話は変わってくるかもしれないけれど。半年もせずにデウスより強い武器がでる(であろう)今の時期に出されてもどうなんだって感じはします……

総括

 ハガレンコラボ武器は新規や復帰勢には嬉しい反面、長く続けていたりエンコン常連だったりするユーザーにとっては微妙なのかなというのが私の感想です。

 3種のうち霊刀だけはデウスを持っていても引いて良いと思います。
 ただ、アイズやアキくん、シャル悪ほむを持っていたり、アストレアは興味ないわっていう感じならデウスだけあれば十分かもしれません。どちらかというと正宗の方が欲しい。

 覇剣・古代機はデウスがあれば正直必要ないかなと思います。
 デスぺ・古代に命をかけていたり、お金持ちだったりするなら回しても良いでしょう。

 覇剣・古代機を引いてもいいなと思うひとは
 ・マルドゥークを持っていてデウスを持っていない
 ・白兎を持っていてデウスを持っていない
 ・コラボ武器をひとつも持っていない
 ・石が6,000個以上あってアサは全くできないしやるつもりもない
 このあたりに当てはまるひとでしょうか。

 何にせよ無理して引くほどではないというのが私の見解です。
 上記に当てはまらないひとはもっと他に引くべき武器があるはず。

 それから、今後の新武器にも触れておこうと思います。

 昨年はセレス環境でしたが、セレス登場以来マナを増やす効果を持つ武器がちょこちょこ実装されています。例えばトリトンだとか、ヴィーナスだとか。
 アーティファクトでもマナを増やす効果のものが実装されています。

 可能性の話ではあるけれど、今後はマナを強化する効果を持った武器が増えるかもしれません。
 夏の限定武器やお月見の限定武器がそうなるかもと、ちょっとだけ思ってたり。

 天翼や騎装、神槍・神剣でこれらの効果を持つような武器が実装されると一転してハガレンコラボ+限定神槍・神剣で戦うのが最強、持ってないとがっかりされるという事態にもなりかねません。
 可能性としてはかなり低いので、この予想でガチャを引くのはやめたほうがいいけれど、すでに引いてしまったひとも汎用性の低さに泣かずに希望を持ってほしいと思います。

 最終的な評価としては、現状だと主に周回用。高難易度はデウスで十分。ただし、今後の新武器次第で化ける可能性あり。といったところですね。
 ハガレンコラボ武器をデウスで代用することができる機会よりも、デウスをハガレンコラボ武器で代用することができる機会の方が少ないか同等程度だろう、ということも併せて述べておきます。

装備構成例

 デスぺ装備例から。上2つが周回・時限用、下から2番目が高難易度用、一番下がアストレア用。
 マルドゥークを持つならミドガルズは持たない方が良いです。

デスぺ構成例

 アサシン・剣姫なら次のような感じでしょうか。上2つが周回・時限用、下から2番目が高難易度用、一番下がアストレア用。
 村正を使うとソロだとHPの減少が結構厳しいかもしれません。そういうときは将門や鳴神にチェンジしましょう。

アサ構成例

 古代なら装備はこんな感じ。いちばん上が周回・時限用、上から2番目が高難易度用、一番下がアストレア用。
 古代はできれば白兎神orトリトンを一緒に使いたいところですね。

古代構成例

あとがき

 みなさまはコラボイベント楽しめているでしょうか?
 私はハガレンのキャラと共闘出来てすこぶるテンションが上がっています。

 コラボ武器は期待していた内容と違うものが実装され、あれ? となっている人が少なくない印象です。

 ゲームの開発・運営もタダじゃありませんから、今回である程度の売り上げと新規獲得+過去ユーザーの復帰を果たさなければいけないわけですが、今回の売り上げは厳しそう。
 じゃぶじゃぶ課金している層は多少汎用性が落ちても回すでしょうが、年に1度か2度だけ課金してもいいかなくらいの層が回すとは思えません。性能見ずに回している可能性はあるけど。

 そうなると、ユーザー増加による今後の収入増に期待しなければいけないわけだけれど、これほど新規が定着しづらいゲームも中々ないので心配です。復帰勢がメインターゲットなのでしょうか。
 今後のサービス継続は大丈夫なのだろうかと気を揉んでいたりして。

 あまりにガチャが回らず、売り上げが上がらなければアッパー調整が入る可能性すらあると思う性能。個人的にはバランスが取れていて嫌いじゃないけれど、期待していたものより遥かに弱い感じがするのでどうなんだろうなあと思っています。

 かくいう私は記念に虹が出るまで200個程度そうかなと思い、ちょこっとだけ回したつもりが気が付けばエドをゲットしていました。
 人間の欲望は恐ろしい。

 ルシ周回やデプス周回で使えなくもないのでセーフ、と自分に言い訳しています。
 セレスでいいです。あとこいつらの周回はあまりやらない……

 今回はとくに長くなってしまった気がしますが、最後まで読んでくださりありがとうございます。
 また次回、お会いしましょう(*’▽’)

コメント

  1. 匿名 より:

    初コメです。
    いつも武器の解説等、参考にさせていただいております。
    現在剣姫メインでブラッドレイと鳴神を所持していますが、12月の新女神系専用武器とムラマサのどちらを次に狙うべきか悩んでいます。
    (マサカド→鳴神レベルだったら迷わず女神系を取りましたが、ムラマサがなかなかのゲームチェンジャーのように思えます・・・。)
    灰兎さんであればどのような順で入手していくか、参考までにお聞かせいただけると嬉しいです。

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます(^^♪

      ずいぶん期間が空いてしまい、申し訳ないです。

      今更ですがご質問にお答えすると、私であれば12月新武器~お正月限定を見るまで待ちます。

      理由は4つあって、1つ目はaddの実装によって鳴神ブラッドレイでも高難易度のクリアが可能であること。
      現状でムラマサをすぐに手に入れないと楽しめない、というほどではないと感じています。
      アモールや鏡のような武器が1つか2つあれば、それで十分対応可能です。

      2つ目は12月の新女神系専用の性能次第ではデウスが非常に使いにくくなる可能性があるということ。
      例年の流れだと恐らくは新要素を含んだ武器になると思われますが、これがデウスと共存できない可能性があります。
      そうなると新女神系専用は”持っていないと楽しめない武器”になってしまうので一応手に入れられる準備はしておきたいです。

      3つ目はお正月までにムラマサの限定版が出る可能性があること。
      来年の5月~10月くらいだとは思っていますが、ダイコク・カグラの例を考えると無いとは言い切れません。
      霊刀の限定版は圧倒的に強いので、できるだけ機会を逃したくはないです。

      4つ目は欲しい武器が複数含まれる状態でガチャを回した方が運次第で得になること。
      底チケットで欲しい武器を手に入れられるガチャを回すのはもちろんですが、
      ついでに欲しい武器が多いほどお得なガチャだと思っています。
      今すぐに取らないと楽しく遊べないのでなければ、次の強力な新武器まで待つべきというのが持論です。

      少なくとも12月まで待てば新武器とムラマサが両方入ったガチャが回せて、期待値が僅かに高くなります。
      現状でムラマサが無くても遊べているなら12月まではいったん待機して、12月新武器が持ってないとまともに遊べない
      武器ならそこで回す、そうじゃなければお正月限定or12月新武器復刻1回目で回すかなあといったところです。

      ただ、ムラマサがこれまでの霊刀と一線を画す武器であるのは事実で、いつ引いたとしても損になることはないと思います。
      未来の新武器は性能が分からないので何とも言えませんが、ムラマサ>12月新武器という優先度になることも十分あり得ると思っています。

      返信が遅くなってしまったのでムラマサどうすべき論は手遅れかもしれませんが、今後の参考になれば幸いです。
      いつもブログを読んでくださりありがとうございます(*’▽’) 今後もゆるゆるとですが、お役に立てる情報を発信できるよう頑張ります!

      • 匿名 より:

        ご返信、ご回答ありがとうございます。
        コメント送信失敗してたかな?と心配しておりました。笑

        正月限定まで様子見すべき理由、全くの同感です。

        2023年はここ数年でパターン化していたガチャの流れをかなり変えてきたと感じており、運営が魔晶石を根こそぎ奪い取りにきている様子が異常なコラボ回数からも見て取れます。

        インフレ緩和のため、多段霊刀の実装は限定版も含めた1年周期にしたかと思いきや、夜姫から1年経たずムラマサが登場し再度インフレが加速。
        今後もこの流れが続くのであれば、閻魔→カグラの時同様、正月に限定版ムラマサが来る可能性も現実味を帯びてしまったと言えるのではないかと思います。

        高難易度の経験がないため、鳴神ブラッドレイがどの程度通用するのかがわかりませんでしたが、まだそれなりに戦えるとのことで一安心しました。

        12月1日に新女神系霊刀を真っ先に狙うつもりでいましたが、時限以外の周回だと女神系霊刀はほとんど使わないことに気が付いたので、圧倒的に出番の多いであろう限定版ムラマサを先に狙ってみようと思います。

        こういった情報を発信してくれるサイトが少なくなってしまったため、今後の更新も楽しみにしながら応援しています。

        • w1haiusa より:

          遅くなってしまって本当にすみません……

          最近はパターンをあえてずらしている節があり、ガチャ計画を立てるのも難しくなっていますよね。
          防具コラボという発明をしたおかげで、年2回の武器コラボに加えて3ヶ月ごとに防具コラボが来るようになっちゃって取捨選択が一層大切だなと感じます。

          ムラマサの限定版がいつ来るのか、というのは悩みの種になりそうですし、来ない可能性もあるのが厄介。
          今のところは高難易度も鳴神でクリアできますが、パテメンバー・立ち回り次第ではあるので挑む際はよく話し合ってもらえたらと思います。
          仲間と工夫して足りない部分を補い合うのもまた、このゲームの醍醐味だと思っております。

          ご丁寧にありがとうございました。
          年内にあと数度は更新できるよう頑張りたいと思います。気長に見守ってくださいまし……(*’▽’)

  2. はるw1 より:

    更新お疲れ様です(((o(*゚▽゚*)o)))

    まだ出なーい( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

    待ちかねた8以降亜種もこれはデウスで回らなきゃ(´・_・`)カナ-

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます(*’▽’)

      デウスは強いですが、コラボのやつで亜種をやりたいかと言われれば私はノーですね。。
      しかし、ダンまちを持っていないひとからすると、2回使えてリミプラ内蔵なのがとても便利そうです。ひとつ持っておくと選択肢に幅が出てぐっとやりやすくなる気はしますね(^^♪

      無事にゲットできることをお祈りしています!

  3. 名無しさん より:

    お久しぶりです、更新お疲れ様です┏●

    ガチャにしれっと、マルド村正が入ってておこぼれないかな?とか思いつつ属性固定の覚醒にうーーむという感じです( ˘•ω•˘ ).。oஇ

    ダンまちの時ほどハガレン専用見かけなくて明らかにみんなスルーしてる感じがありますね…スキレ10倍も残念すぎる
    わたしはこの前の白兎を底引きしたおかげで、心穏やかに新神槍に備えます(:3[▓▓]

    • w1haiusa より:

      コメントありがとうございます(*’▽’)

      マルちゃん村正が入っていて魅力的に見えるけれども肝心のコラボ武器が微妙に使いづらくて引くのを躊躇ってしまいますよねえ。
      野良とか見ててもやっぱり使っている人が少ないですし、多くの人が去年のダンまちほどの強さは感じていなさそう。

      白兎は周回やHARDで活躍してくれて、ハガレンコラボよりも使うような気がします(>_<) ナイス判断だったのではないでしょうか!!

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